先日、お台場日本科学未来館で開催中の「ターミネーター展」に行ってきました
ここでは映画で初代ターミネーターや、夏公開の最新作ターミネーター4で実際に使われたプロップ(小道具や衣装)が世界初公開されていました
というわけで以下レポ
正面ゲートではT−800とT‐Xがお出迎え
T−700のドクロがあちこちにある通路を通って行きます
まず、入ってすぐに目に留まるのが未来戦争の等身大ジオラマ
審判の日以降の世界観が忠実に再現されていました
レーザーが飛び交う銃撃戦のSEが流れていて、まるで戦場に飛び込んだかのような気持ちになります
ブースに入るとT−X、T−800、T−800エンドスケルトン、T−850が並んでいます
これらはいずれも等身大、しかも実際に撮影で使われたモデルなのでフルメタルで細部まで精密にできています
あまりに精巧に作られているので実在するロボット以上にリアルに感じました
まるで仏像でも見ているかのような厳かな気持ちになり見入っちゃいますねw
歴代ターミネーターが並んでいる様子は壮観でした
これだけでも一見の価値ありです
ドラマ版サラ・コナー・クロニクルズに登場したキャメロンも展示されていました
このキャメロンは見れば見るほどリアル
眉や毛髪だけでなく、皮膚の産毛や細かなしわ、さらには瞳の網膜や毛細血管にいたるまで再現されていて、正直度肝を抜かれました
気持ち悪いくらいリアル、っていうか人間そのものです
人間に機械であることを見破れないように進化したターミネーターなので当然と言えば当然なんですけど、これが実際に動いていたら人と見分けがつかないですね
大型スクリーンでトレーラーを鑑賞
続いてターミネーター4ブースへ…
T−100、デカいです。 もう圧巻です。
ターミネーター3に登場したT−1の量産型らしく、より戦車らしいデザインになっていました
モト・ターミネーターは一見バイクにガトリング砲を着けただけのデザイン
でも実はターミネーターがバイクに股がり一体化したようなデザインでした
脊椎から大腿までのラインや、右側面についた腕も特徴的
こういうのは実物見ないと気付かないですよね、設定画でもそこまで分かりませんでした
続いては今回の目玉(?)のT−600
これもデカいです
シュワ演じたT−800が1.9mだったのに対して、T−600は2.4mもあります
というのも、600型は開発途上でまだ小型化が進んでいないかららしいです
ここから徐々に進化し、小型化していくわけですね。。
プロップの存在感も圧倒的で、正に「巨人」といった風貌でした
CGと違い、ワンオフならでわの手作り感も素晴らしく良いです
すぐにでも歩きだしそうな感じで大迫力でした!
上で上げた他にも水中を泳ぐハイドボットや、T2オープニングでしようされたエンドスカル、クリスチャン・ベイルらが撮影で着用した衣装やデザインボードなど、ターミネーターファンならずとも楽しめる展示物が盛りだくさんでした
実物を生で見るのは映画を画面で見るのとは全然違いますね!
今回の展覧会ではそんな本物だけが持つパワーをヒシヒシと感じました
また設定画では確認できない細かなモールドを見たりすることで、ロボット・立体物の展覧会としても十分すぎるくらい楽しむことができました
CG全盛の時代の今だからこそ、実写での特撮も再評価される必要があるのではないかと思います
そういった意味でターミネーター4は、CGと実写の調和のとれた作品になっているように思えました
また、人型ロボットであるターミネーターを目の前にして、改めて人とロボットの境界線がなくなるのも、最早時間の問題なのだと確信しました
とにかく今はターミネーター4の公開が待ち遠しくて仕方ありません
今のうちに歴代シリーズを復習して、先行上映に備えたいと思います!
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